キハダカノコ#1

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Amata germana germana (Felder & Felder, 1862)
ヒトリガ科 カノコガ亜科
♀

東京都日野市 2021.6.17 前翅長約17.6mm

昼飛性。
同属のカノコガに似るが、本種は腹部全体が黄橙色と黒色の縞模様をなし、
前胸背面と前翅基部にも黄橙色の紋があり、触角先端付近は白っぽい。
カノコガの♀の黒い部分は青味を帯びるが、本種は♀♂共に褐色がかる。
カノコガがほぼ全国で普遍的に見られるのに対して本種は局所的だが、
生息地での個体数は多い。
カノコガ同様に初夏と初秋の年2化。撮影地ではカノコガも見られた。
河畔林沿いの草はらの、ススキが集中する場所付近に、
静止、飛翔、ヒメジョオンで吸蜜、交尾ペアなど多く見られた。

分布：本州、四国、九州、対馬、西表島、
　　　朝鮮半島、台湾、中国、シベリア
成虫出現月：6〜9
寄主植物：ハコネウツギ、シロタエギク、ササ類

G1041-1

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  Kanz

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