ウンナンヨツボシホソバ

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Lithosia yuennanensis (Daniel, 1952)
ヒトリガ科 コケガ亜科

（右上）♂ 埼玉県狭山市 2021.5.23 前翅長約19.8mm
（左下）♀ 埼玉県狭山市 2021.5.23 前翅長約23.6mm

従来のヨツボシホソバに交尾器の形状が異なるものが混じっていることが判明し、
2011年に中国原産の別種として分離され、和名ウンナンヨツボシホソバが与えられた。
両種を外観で区別することは困難とされるが、
ヨツボシホソバは低地から山地に広く見られるのに対し、
ウンナンは低地に限って確認されている。
撮影地周辺は交尾器を調べた結果ウンナンのみが生息していると見られ、
これらを一応本種とした。ただし狭山丘陵では
（撮影地の狭山市とは市街地で9Kmほど隔たっており、狭山丘陵には含まれない。）
村瀬(2013. 蛾類通信No.266）によって図示されたウンナンの幼虫とやや異なり、
白紋がはるかに微細で全体に黒っぽい幼虫を見ており、
狭山丘陵では両種が混棲している可能性もある。
♂♀共に同じ灯下にいた。
分布：本州
成虫出現月：5〜10
幼虫食餌植物：地衣

G2810

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