クロテンフユシャク#34
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Inurois membranaria (Christoph, 1881)
シャクガ科 フユシャク亜科
♂
山梨県甲州市 2022.11.16 前翅長約17mm
低地〜山地に広く生息するフユシャク。
成虫は温暖地では12月下旬から2月にかけて長く出現するが、
寒冷地では11〜12月頃と、厳寒期を挟んだ3〜5月頃の2期に分かれる。
1期目がそのまま越冬して春に再び活動するのではなく、
2期目は別の個体群であるという。
DNA解析では温暖地型と寒冷地の1期目が一致するが、
2期目とは差異があるようだ。
ただし交尾器や外観には違いが見られないため、
現状では同種として扱われている。
林縁を飛んでいた。
まだ出始めのようで飛翔する個体は少なかった。
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、
朝鮮半島、中国、ロシア南東部
成虫出現月:12〜3(寒冷地:11〜12、3〜5)
幼虫食餌植物:オニグルミ、アカシデ、クマシデ、ブナ、クリ、コナラ、
クヌギ、ミズナラ、アラカシ、ケヤキ、ヤマモミジ、
ヤマツツジ
♀と卵塊
http://photozou.jp/photo/show/1433095/269363042
終齢幼虫(褐色型と緑色型)
http://photozou.jp/photo/show/1433095/269596158
G0654-34
アルバム: 蛾・シャクガ科5・フユシャクの仲間
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